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美術学部同窓会総会報告vol.2 

同窓会会報内「大学施設整備について」の文章は、同窓会会長の承知していない部分があったため、訂正文を配布することで決着。引き続き建て替え問題が議論された。

建て替え問題に苛立つ会長

Q  ところで、「大学施設整備について」の文章に署名はないが、その点については?
A 書いた人は、多分あの人だろう<長谷前施設整備委員長>と思われるが、署名がないのもまずいと思った。これもチェックを怠った会長の責任である。ところで、この件を含めて、今回の総会では建て替え問題を議論したいようだが、建て替え問題は執行組織のない同窓会では何らかの結論を出すことも、大学側へ要請等の活動を起こすこともできないし、やるつもりもない、と会長は強い口調で、俎上に載せることを拒んだ。
出席者からは「同窓会運営を担っているのは、同学教授、准教授が主で、建て替え問題に直接関与しにくい事情もある上、執行組織でもないから建て替え問題に取り組めない、との会長の見解は理解できる」と擁護する意見もあった。しかし、同窓会とは一体何をする組織なのか、単なる親睦団体でいいのかといった疑問が残った。
 一方、別の出席者からは「建て替え案がブラックボックスの状態で進んだことに問題がある。同窓生には建築家もいるし、学内にはその分野の教授も在籍しているのだから、計画立案に先立って学生や同窓生も交えた意見交流の場を、なぜ設けなかったのか」と疑問を投げ掛けたあと、今回のデザイン科同窓生に署名を求めた「愛知芸大施設整備計画への提言書」(10月30日、大学法人・県知事・学長・施設整備委員長等へ提出。150名余の署名添付)にも触れ、「提言書内容に疑義はないのだが、発信責任者の名前が不明のため真偽がわからず、署名していない」と、提言書には問題があると発言。
 間髪を容れず会長は「会報に署名がないことを問題にしたが、これも同じことではないか。責任者不明の提言書で回答を求めたところで、誰も回答しないし、回答書が届くはずもない」と、気色ばむ。
問題なのは「誰も回答するはずがない」との会長の発言である。明らかに提言書を受け取る側に立った物言いであって、同窓会は建て替え問題に関与しない、と表明したことと矛盾している。ただ、同窓会会長という立場上、建て替え推進派の大学関係者から意見を求められ、問われて答えた私的見解の言質が、同窓会見解として巧みに利用されているとしたら、会長の苛立ちも理解できる。また、同窓会の組織力が脆弱で、大きな力に成り得ないとの判断があったのかもしれない。とはいえ、近々配布される“訂正文”に書かれる会長の見解に注目したい。
なお、現在の音楽学部棟の窮状を考えれば、工面してやっと獲得できた新築予算の24億円を基に、まず建てることが学生たちにとってグッドではないか、との意見や会長からは「同窓会としては取り組めないが、同窓生有志と施設整備委員とで直接検討の場を設け、問題解決を図ったらどうか」との提案があったことも、付記しておく。

同窓会運営が今後の課題

同窓会運営に携わる要員は、会長以外のすべてが同窓生の教職員である。そのため、事務的業務がおろそかに成らざるを得ず、円滑に運んでいるとは言えない。その解決策の一つとして出席者から「“愛芸アシスト”で雇った事務職員を同窓会の事務業務と兼任してもらう案はどうか」との提案があり、前向きに検討することになった。
ところで、総会の出席者は通常10人にも満たないとのこと。同窓会への関心の薄さ、それによる組織力の弱さを痛感した。実情は同窓生間の交流、後輩への支援活動といったことが思うようにかなわず、名前だけの“同窓会”と言える。今後は芸術系大学、例えば東京芸大の同窓会運営などを参考に、組織力を高め、発言力を持った同窓会になることを望む。今回は建て替え問題のこともあり、20名ほどの出席者で活発な意見交換がなされたが、
せめて1600万円ある保有金を有効活用するために、次年度計画が立案できる態勢になってほしいと切望する。なお、大学および各支部のホームページ充実を要請する意見や同窓会支部を中京地区に設けるよう検討中との報告もあった。
以上
 総会は夕闇が迫る5時に終わり、キャンパスを歩いてみる。施設の多くはメンテナンスを怠ったためか、老朽化が目立つ。吉村順三設計による施設やキャンパスが、日に日に綻びを増していく。見るに忍びなく、今までの県の対応に怒りさえ感じた。5日は芸術祭の最終日。模擬店でひときわ賑わっていたのが油画科? 出店のおでん屋。それもそのはず、店内に当日講演を行なった同窓生の奈良美智氏が給仕をする姿が。後輩におでんで一杯どうですか、と誘われたが、次の予定があって断る。後ろ髪を引かれる思いで、そぼ降る雨の中、三ケ峯を後にした。

報告/デザイン科卆 2期生 細川 淳

※ 発言者は氏名が確認できないため、出席者とした
※ 会長は、江口倫郎氏
※ < >内氏名は、報告者注釈(vol. 1・2共)

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