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愛知県立芸術大学同窓生の皆さまへ  

☆音美合同パーティ開催のお知らせ                


同窓生の皆様に於かれましては、ますますご健勝にてご活躍の事とお喜び申し上げます。 
 
さて、愛知県立芸術大学は、多くの才能あふれる人材を輩出し、大学存続の危機にさらされながらも、48年という歴史を刻み、来る2016年にめでたく創立50周年を迎える事となりました。
 
同窓会東日本支部ではこの大きな節目の機会に、記念事業を行うべく準備を始めようとしているところです。それに伴い、この度は、記念事業開催に向けて親睦と交流を図り、企画・イベントへの積極参加を促すために、音美合同パーティを企画致しました。皆さまお誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。


開催日:2014年11月8日(土)午後17時30分受付開始  午後18時開宴~午後20時終宴 
会場 :銀座ライオン銀座7丁目ビル6F ライオンクラシックホール 
住所:東京都中央区銀座7-9-20       電話番号:03-3571-2590
アクセス: 地下鉄銀座駅A3出口徒歩2分   JR有楽町駅徒歩6分    JR新橋駅徒歩6分
会費 :6千円

大学創立50周年記念事業開催の為、一口1千円の寄付のご協力をお願い致します

申し込み締め切り日:2014年10月25日(土)
E-mail: tkb703@a-fam-east.jp





☆愛知県立芸術大学創立50周年を迎えるにあたっての想い     

第1回卒業 彫刻専攻 福田順忠

愛知県立芸術大学が開学して50年を迎えるこの期に、同窓会として何か記念事業をとの声がここ1年余り聞こえてきたことは、大変喜ばしいことです。私も少々、愛知芸大とはどういう学校であったのか、どうあるべきなのかと考える機会を得ました。

まだ開学前の1966年の3月、試験を受けている学校とはどのような所に在るのか、建物は?と二次、三次試験の間に長久手の地を訪れた。私にとって初めて体験する白い乾燥した土、舗装していないぼこぼこの道路、時折通る工事用車両がまき散らす砂埃、その先にまだ建設途上の建物、真っ直ぐに伸びる講義棟、アトリエ棟(一部)、音楽棟(一部)など現在からみるとほんの一部の建物群を見ることが出来た。確かに名古屋の東小高い丘陵が連なる一角にそれは在り、周りにはほとんど人家は見あたらず緑の中にという印象ではあったが、木々は低く全体では薄い緑で不毛の土地なのかとも思った。

今年になって久しぶりに訪れる機会を得ることができ、歩いてみました。インターチェンジは空中を舞い、名古屋の都市化は長久手の村を飲み込んでしまっているようで、周辺は大きく変貌したことは言うまでもなく、当然ながら創立時と比べて木々も大きくなった感はありました。しかし最初に感じた薄い緑の印象はどうしても拭い去ることはできなかった。

この印象は何なのか?芸術大学が緑に無関心のはずはない、学校の進入路から建物群を取り巻く植物群は十分とは言わないが整備されて大きな木々も育っている。全体を見渡しての環境、植生調査、植栽管理等々、少ない情報ではあるが聞いてはいる。はたして今の緑が本当の愛知の長久手のこの地の緑なのか?ふるさとの緑なのか?我が愛知の長久手のこの薄い印象の緑は、近くには第二次世界大戦中燃料として木を切り、更にさかのぼると平安から長い期間陶器の生産のため木を利用してきた。それだけではなく人が様々に利用してきた結果ではないかと思うのです。少し短絡的で性急な結論だが皆さんの意見、これからの植生調査に基づく結論を待ちたいと思います。

自然の中でもう少し大きく地球規模でとらえると様々な生き物と一緒に生存している我々。人、植物、動物、さまざまな微生物等あらゆる生命と、多様でダイナミックで均衡のとれた、現在でいえば均衡がとれているとは言い難いが、複雑なシステムの中で生きている。今更私がこの様な話をするまでもなく当然といえば当然、当たり前で既知のことである。日本の地に営々と生き、遺跡として我々の前に現れる縄文の時代をさかのぼっても自然の中で生きてきた。

生物学者 宮脇昭氏の「鎮守の森」という本に数年前に出会い、その中で「潜在自然植生」という言葉を見出しました。「潜在自然植生」という概念はドイツのラインホルト、チュクセン教授が1956年に発表したそうです。そのもとで鍛えられた宮崎氏本人が言うには現場で徹底的にしごかれ学び研究し得た概念である。その土地本来の緑-植生-とは何か?単に緑化といって緑環境を保全し再生し木を植えるという事ではなく、その土地本来の素肌、素顔の緑を理解し、その土地本来の森、立体的でダイナミックな構成の「ふるさとの森」を作ることが大切なのではないかと。現在の植生を徹底的に調査し、その土地にあった木々を見出し、森を構成する立体的な植物を作ることが必要であると思うのです。それにはとうぜん専門家の力を借りなければなりません、それらの専門的指導、作業等々多くの実務があることは当然です。

その土地本来の森から我々芸術を志し生きていく者達は、無限の感性、知性、喜び、自然の条理、不条理、目に見えるも見えないもの多くのモノを獲得し、この愛芸の森が育てたアイデンティティを獲得して生きていけると信じている。

潜在自然植生による「ふるさとの木によるふるさとの森」「愛芸の森」「千年の森」は、次の50年、100年先を見て1000年の森を作るスタートとして50周年記念事業を進めることを提案したい。

2014.9.25

 
 
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